昨今は、いろいろな事件により「故郷」、「家族」という言葉がクローズアップされ、改めて家族との絆が大切なことを痛感しました。現代社会の家族の生活環境は、時間に追われ親子関係などが会話も少なく信頼関係が薄くなったことで、それぞれの気持ちが不安定になり、孤独を感じ、それを発散するために弱者を傷つけるいじめや犯罪などが増えています。
そこで、当組合では家族仲良くお茶を囲み、優しい心を育ててもらえたら・・・という思いで家族団欒をテーマとした冊子を製作いたしました。
物語については、ペットボトルのお茶しか知らなかった兄弟が主人公。二人が田舎の祖父母に急須を使って入れるお茶や茶摘歌を教わりながら、家族団欒や会話の大切さを感じていく物語。
イラストは、和多田一美さん(歌手のルクプルCDジャケット、絵本、企業イラストなど)に依頼し、楽しくほのぼのとしたタッチで描いています。
さらに、はっぱさんひとことアドバイスとして、良い葉っぱの選び方、お茶の入れ方、保管の仕方、急須で入れたお茶とペットボトル茶の効能のちがいを掲載しています。その他、茶摘歌、手遊び、折り紙、風車の作り方など掲載し、遊びを通じて家族のコミュニケーションに役立てていただきたいと思っております。そこで、保育所・保育園、幼稚園、小・中学校の保護者に冊子を配布していただく場合は無料配布させていただきます。 |