ふと、テレビをつけると、杉の皮から和紙作りが行われていました。
昔の人は、手間暇かけて作ってたんだなと感心し、ちょっとしたものにも、
心がこもってるんだなぁと思いました。
それと同時に、今は本当に便利になったんだなぁと実感しました。
大量生産、大量消費、作るものは使い捨て。
そんな世界だからか、地球は少々くたびれてきているようです。
今、地球の環境問題が、世界的な規模で何とかしなければと言われています。
目につくところでは、車のハイブリッドカーや、家の屋根に備え付けてある太陽光発電システム、ごみの分別回収など身近にできることもたくさんあります。
お茶の世界でも、茶樹への多量施肥が、土壌に悪影響を及ぼすと問題になっています。
その中で、宇治市茶生産組合青年部では、施肥の量を増やすのではなく、
肥料を効率よく撒くという取組みを、コンピューターの技術を使い行われています。
まだ、スタートしたばかりの取組みではありますが、講習会を開き、
一人一人の意識が少しづつではありますが、あがってきたと聞きます。
環境にやさしい茶作り、これからに期待したいと思います。
環境問題、私達がこれから生きていく上で、避けては通れない重要な問題です。
私たちの一つ一つの行動が、地球の未来のために、ますます大切になってきているようです。 |